一期一曾
2007.06.06 ご葬儀の基本は自宅葬
お葬式は、どこで行いたいとお考えでしょうか?
葬儀斎場ですか?それとも、御自宅ですか?
昔は、お葬式の会場は自分の家で行っておりました。
家族・親族が大変な思いをして、準備を行っていたのです。
ご近所の方々や、町会の方々がお手伝いに加わりまして
ひとつのお葬式が執り行われたのです。
寒い時期や暑い時期は、それは大変な思いをしながら
故人様をお送りしていたのでしょう。
最近は、斎場でのお葬式が増えています。
葬儀に参列するご遺族の負担がなくなり、ご近所の皆様方の
お手伝いも少なくなりました。
その理由に、マンションなどの集合住宅にお住まいの方々は
近隣の方々への配慮から家では行わないようになってきたのでしょう。
近所付き合いという言葉も、山の手ではあまり聞かなくなって
きたのではないでしょうか?
しかし、お葬式は故人様が生前にお住まいになられていた家で
執り行い、お送りするのが本当の容ではないかと思います。
葬儀会場の基本は、「自宅」です。
どんなに狭くても、行うのに困難な状態でも工夫をして
自分の自宅で、執り行いたいところです。
弊社では、自宅での施行は年間に数えるほどしかないのが
実情ですが、お客様がご希望されれば心からお手伝いを
させて頂きます。先日も、久方ぶりに御自宅でのご葬儀が御座いました。
朝から、どのように飾りを行うか?幕は、どのように張るか?などと
頭の中は、そんな構想で一杯になりました。
葬儀社の人間は、職人なんですね。
整っていない状態から葬儀式場を創り上げるのです。
通夜になり、自宅玄関前の提灯の灯りが印象強く
目に映り始めた時、御自宅でのお葬式は心がこもり
温かい心でご会葬者の方々がお焼香を行っていることに
気がつきました。「自宅葬」は、お葬式の基本でした。
これからも、心をこめてお葬式をお手伝いしていきたいと
改めて考え直すことができました。(憲)
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