一期一曾
2007.08.21 お寺さんの温かい・・・気持ち・・
家族葬が行われました。
御遺族・御親族のみで行うご葬儀のことです。
一般のご弔問の方々は、お越しにならずに20名様ぐらいで行われました。お葬式のかたちは、仏教式のお式でした。僧侶は、お客様の昔からのお付き合いのあるお寺さん、いわゆる菩提寺です。福井県の永平寺で修行をされた僧侶でした。故人様は、大変に長生きをされ、ご家族は大往生だと申されておりました。お通夜、葬儀、告別式と二日間に渡り、故人様が無事に旅立たれますようにとご家族の方々が見守り、香をたいておられました。故人様には、お孫さんや曾孫さんが沢山おられ、式の間も、元気なお子様達の声や足の音で、式場は少々にぎやかになってしまいましたが、二日間をとても温かく送ることが出来たのではないでしょうか?
御住職には、式の読経の間に式場がお子様達の声でにぎやかになってしまったことをお詫びしなければならないと思い、お通夜のお帰りの際にお話を致しましたところ、御住職はこうしてお話になられました。
「お孫さんや曾孫さん達の元気な声やにぎやかな様子は、私のお経に比べたら比較にならないくらい故人様へ対するご供養ですよ。何も気にすることはありません。明日も同じようにしていて構いませんよ。」とお話になられました。大きいおばあちゃんであったり、おばあちゃんであった故人様は、病気で療養中も自宅で元気な孫や曾孫さんたちと暮らしていたんです。悲しい出来事ですが、涙よりもあどけない子供達の声をいつでも聞いていた方が故人様は、安心でいられるのかもしれません。故人様が無事に旅立つということは、あとに残された方々が元気に、しっかりと、そのあとを守っていくことが大切であり、その様子を遠い場所から見守っていてくださるのでしょう。千の風になって、ご家族のそばの大空を吹き渡っていてくださるのでしょう。(憲)
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